ASAHI KASEI [AK2347]
MS0375-J-00 2005/01
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AK2347
無線機用オーディオ・サブオーディオLSI
特 長
□音声フィルタに加え、リミッタ,スプラッタフィルタなどの音声信号処理回路を内蔵
□エンファシス、コンパンダ、秘話回路内蔵(3.388kHz,3.290kHz)
□CTCSS用プログラマブルLPF内蔵
□水晶振動子による発振回路内蔵(3.6864MHz,3.579545MHz)
□動作電圧範囲:2.7V〜3.3V
□動作温度範囲:-40℃〜+85℃
□CMOSプロセスによる低消費電流
□プラスチック小型パッケージを採用:24ピンVSOP
概 要
AK2347は、音声用フィルタ、リミッタ、スプラッタフィルタに加え、エンファシス、コンパンダ、秘話回路、
CTCSS用プログラマブルLPFを内蔵しており、無線機のベースバンド部をワンチップ化したICです。
音声用フィルタのHPFは、250Hz以下で高い減衰率を示しCTCSS等のサブ・オーディオ信号の確実な
除去を実現します。またリミッタ回路は、外部に抵抗を接続することでリミットレベルを調整することが可能
です。
スプラッタフィルタは、カットオフ周波数を2.55kHzと3.0kHzに設定でき多くの規格に準拠します。また
コンパンダの過渡応答特性に関する定数は全て内蔵しおり、外部での調整は不要です。
秘話回路は、キャリア周波数を中心に音声信号成分を反転させる単純反転方式を採用しており、キャリ
ア周波数が切替え可能です。
送受信系の初段と最終段に計4つの電子ボリュームを内蔵しており、CPUからの制御によりマイク感度、
変復調器の感度を自動調整することが可能です。
□ ピン配置(Topview)
AGNDIN
AGND
TXINO
TXIN
EXTIN
EXTINO
LIMLV
MOD
VSS
SDATA
SCLK
CSN
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
RXIN
RXINO
FILTERO
RXOUT
DINO
DIN
RSAOUT
TSAOUT
VDD
XOU T
XIN
TEST
24
23
22
21
20
19
18
17
16
15
14
13
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目 次
・特 …………………………………………………………………………… 1
・概 …………………………………………………………………………… 1
・ブロック図 …………………………………………………………………… 3
・回 …………………………………………………………………… 4
・ピン/機 …………………………………………………………………… 5
絶対最大定格…………………………………………………………………… 7
推奨動作条件…………………………………………………………………… 7
・デジタルDC特………………………………………………………………… 7
・クロック入 ……………………………………………………………… 8
・消 …………………………………………………………………… 8
・アナログ特 …………………………………………………………………… 9
・レベルダイヤグラム …………………………………………………………… 15
・デジタルACタイミング…………………………………………………………… 16
・レジスタ機 …………………………………………………………… 18
外部接続回路推奨例…………………………………………………………… 27
・パッケージ …………………………………………………………………… 32
・重な注………………………………………………………………… 33
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ブロック図
OSC
XIN
XOUT
EXTINO
+
VDD
VSS
RXOUT
TX/RX
_HPF Scrambler/
Descrambler
fc = 300Hz
Com-
pressor Pre-
Emphasis
VR4
VR3 RXLPF Expan-
de
r
MOD
De-
Emphasis
FILTERO
VR2 Splatter SMF
-
+
RXA1
VR1
(HPF)
-
+
TXA1
TXIN
TXINO
RXIN
RXINO fc = 2.55kHz
/3.0kHz
-6 to +4.5/1.5dB
-4 to +3 .5/ 0 .5dB
-9.6 to +3 .0
/0.2dB
-18,-4.5 to +4.5
/0.25dB
Adder
SMF
3.6864MHz
/ 3.579545MHz
DIN
DINO
-
+
DTA1
EXTIN
-
+
TXA2
AGND
++
AGNDIN
AGND
TSAOUT
Sub-Audio
Programmable
LPF
VR5
RSAOUT
-6 to +6/ 0 .5dB
Power ON
at Mode 1,2,3,4
Power ON
at Mode 2,4
Power ON
at Mode 3,4
Power ON
at Mode 2,3,4
3
4
23
24
22
20
19
17 18
Control
Register
SDATA
SCLK
CSN
TEST
10 11 12 13 16 9 12
15
14
21
8
LIMLV
7
TC EM
TXRX
PCONT
HPF
TXSW2,1
RXSW EM TC
TXRX
SASW
SASW
FILSW2,1
6
5
Limiter
LMT
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回路構成
ブロック 機 能
TXA1 送信音声信号のゲイン調整および後段のSCF回路の折返しノイズを防止するフィルタのた
めの演算増幅器です。外付けの抵抗とコンデンサによりゲインを30dB以下、カットオフ周波
数を10kHz程度に設定してください。
VR1
(HPF) 送信音声信号の入力レベルを調整するためのボリュームです。
設定レジスタ:VR1210 調整範囲:-6.0〜+4.5dB ステップ幅1.5dB/step
Compressor 送信音声信号の振幅をdBスケールで1/2倍に圧縮する回路です。
クロスポイント:-10dBx TCレジスタによりON/OFFが設定されます。
Pre-emphasis 変調信号のS/N向上のため送信音声信号の高周波成分を強調する回路です。
TX/RXHPF 送受信音声信号に含まれる250Hz以下の成分を除去するためのHigh-passフィルタです。
HPFレジスタによりON/OFFが設定されます。
Scrambler/
Descrambler
送受信音声のスペクトラム分布をキャリア周波数に対して反転させる回路です。
キャリア周波数は、3.388kHzまたは3.290kHzです。
また、EM,PCONTレジスタの組み合わせにより秘話回路とエンファシス回路のどちらかを選
択できます。同時使用はできません。
TXA2 外部からのトーン信号のゲインを調整するための演算増幅器です。外付けの抵抗とコンデ
ンサによりゲインを0dB、カットオフ周波数を10kHz程度に設定してください。
Adder 音声信号と外部からのトーン信号を加算する回路です。
TXSW2, 1レジスタにより設定されます。
Limiter 変調信号の周波数編移を抑えるための振幅制限回路です。リミットレベルはLIMLV端子に
DC電圧を加えることにより調整できます。またオープンにするとデバイス内部で予め決めら
れたレベルが出力されます。LMTレジスタによりON/OFFが設定されます。
VR2 MOD端子への出力レベルを調整するためのボリュームです。 設定レジスタ:VR2520
調整範囲:-3.2〜+3.0dB ステップ幅0.2dB/step 粗調整として-6.4/0dBの切り替えが可能。
Splatter リミッタの出力信号あるいはMSKモジュレータ信号に含まれる3kHz以上の成分を除去する
ためのLow-passフィルタです。SPLレジスタによりカットオフ周波数調整が可能です。
SMF SCF回路で発生する高周波成分及びクロック成分を除去するためのSmoothingフィルタです。
RXA1 受信復調信号のゲイン調整および後段のSCF回路からの折返しノイズを防止するフィルタ
のための演算増幅器です。外付けの抵抗とコンデンサによりゲインを20dB以下、カットオフ
周波数を40kHz程度に設定してください。
VR3 受信復調信号の入力レベルを調整するためのボリュームです。
設定レジスタ:VR3330 調整範囲:-4.0〜+3.5dB ステップ幅0.5dB/step
RXLPF 受信復調信号に含まれる3kHz以上の成分を除去するためのLow-passフィルタです。
De-emphasis Pre-emphasisにより高域強調された信号を元に戻す回路です。
Expander Compressorにより圧縮された信号をdBスケールで2倍に伸張し、元に戻す回路です。
クロスポイント:-10dBx TCレジスタによりON/OFFが設定されます。
VR4 受信出力レベルを調整するためのボリュームです。
設定レジスタ:VR4540 調整範囲:-18.0,-4.5〜+4.5dB ステップ幅0.25dB/step
DTA1 Sub-AudioLPFに入力する信号のゲイン調整や折り返しノイズを防止するフィルタを構成す
るための演算増幅器です。外付けの抵抗とコンデンサによりゲインを0dB、カットオフ周波数
を10kHz程度に設定してください。
Sub-Audio
ProgrammableLPF
送信時はDTA1からの信号を帯域制限するプログラマブルLow-passフィルタとして動作し、
受信時はRXA1からの信号を帯域制限し所望の信号を抽出します。
SASWレジスタにより送受信、SA5SA0でカットオフ周波数が設定されます。
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ブロック 機 能
VR5 Sub-AudioLPFからの出力レベルを調整するためのボリュームです。
設定レジスタ:VR5450 調整範囲:-6.0〜+6.0dB ステップ幅0.5dB/step
AGND 内部アナログ信号の基準電圧(1/2VDD)を発生するための回路です。
OSC 外付けの水晶発振子および抵抗により、3.6864MHzまたは3.579545MHzの基準クロックを
発生する回路です。MCKSLレジスタにより切り替えられます。
Control
Register
コントロールレジスタは、1ビットのインストラクション+4ビットのアドレス+8ビットのデータから
成るシリアル入力によりIC内部のスイッチやボリュームを設定する回路です。電源立ち上げ
時には、パワーオンリセット回路により「パワーダウン時」に設定されます。RSTNレジスタに
よりソフトリセットが設定されます。(レジスタの説明を参照)
ピン/機能
ピン
番号 ピン
名称 ピン
タイプ
パワー
ダウン時
ピン状態 機 能
1 AGNDIN AI 注3)
アナロググランド入力端子
アナロググランドを安定化するためのコンデンサを接続します。
2 AGND AO 注3)
アナロググランド出力端子
アナロググランドを安定化するためのコンデンサを接続します。
3 TXINO AO Z TXA1の出力端子 注1)
4 TXIN AI Z
送信音声入力端子
TXA1の反転入力端子です。外部に抵抗とコンデンサを接続しマイクア
ンプを構成します。
5 EXTIN AI Z
外部入力端子
TXA2の反転入力端子です。外部に抵抗とコンデンサを接続しアンプを
構成します。音声信号のほかトーン信号などを外部から入力することが
可能です。
6 EXTINO AO 注3) TXA2の出力端子 注1)
7 LIMLV AI 注4)
リミットレベル調整用端子
このピンにDC電圧を加えることによりリミットレベルを調整できます。ま
た、オープンにするとデバイス内部で予め決められたリミットレベルにな
ります。
8 MOD AO Z 送信被変調信号出力端子 注2)
9 VSS PWR -
負電源接続端子
通常0Vの電圧を印可してください。
10 SDATA DB Z シリアルデータ用入出力端子
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ピン
番号 ピン
名称 ピン
タイプ
パワー
ダウン時
ピン状態 機 能
11 SCLK DI Z シリアルデータ用クロック入力端子
12 CSN DI Z シリアルデータ用チップセレクト入力端子
13 TEST DO L
テスト用出力端子
工場出荷時にテスト端子として使われます。
通常使用時は無接続にしてください。
14 XIN DB 注5)
水晶振動子接続端子
この端子と隣接するXOUT端子間に、3.6864MHzまたは3.579545MHz
の振動子を接続することによりIC内部で使用する基準クロックを作りま
す。詳細な接続方法と外部からクロックを供給する場合については、外
部接続回路推奨例をご参照ください。
15 XOUT DI 注5) 水晶振動子接続端子
16 VDD PWR -
正電源接続端子
2.7〜3.3Vの範囲でノイズの少ない電源に接続してください。またVSS端
子間に0.1uF以上のバイパスコンデンサを接続してください。
17 TSAOUT AO Z 送信系Sub-Audio信号出力端子 注2)
18 RSAOUT AO Z 受信系Sub-Audio信号出力端子 注2)
19 DIN AI Z
データ入力端子
DTA1の反転入力端子です。外部に抵抗とコンデンサを接続しアンプを
構成します。CPUポートに接続しトーン信号などを外部から入力するこ
とが可能です。
20 DINO AO Z DTA1の出力端子 注1)
21 RXOUT AO Z 受信音声出力端子 注2)
22 FILTERO AO Z
RXLPF回路およびTX/RXHPF回路出力端子
トーン信号等のモニター端子として使用できます。57.6kHzのサンプ
リングクロックが含まれるため外部にて波形処理を行ってください。注2)
23 RXINO AO Z RXA1の出力端子 注1)
24 RXIN AI Z
受信復調信号入力端子
RXA1の反転入力端子です。 外部に抵抗とコンデンサを接続しプリフ
ィルタを構成します。
注: A:Analog,D:Digital,PWR:Power,I:Input,O:Output,B:Bidirectional,Z:High-Z,L:Low
注1) 出力負荷条件:負荷抵抗>30kΩ、負荷容量<50pF
注2) 出力負荷条件:負荷抵抗>10kΩ、負荷容量<50pF
注3) AGNDレベル
注4) AGND+0.256(VDD-AGND)レベル
注5) XOUT端子に低レベルが入力された時、XIN端子には高レベル電圧が出力
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絶対最大定格
項 目 記号 Min. Max. 単位
電源電圧 VDD ‑0.3 4.6 V
グランドレベル VSS 0 0 V
入力印可電圧 VIN ‑0.3 VDD+0.3 V
入力印可電流(電源ピンを除く) IIN ‑10 +10 mA
保存温度 Tstg ‑55 130 ℃
注:電圧は全てVSSピンに対する値です。
注意:この値を超えた条件で使用した場合、デバイスを破壊することがあります。
また通常の動作は、保証されません。
推奨動作条件
項 目 記号 条 件 Min. Typ. Max. 単位
動作温度 Ta
‑40 85 ℃
動作電源電圧 VDD 2.7 3.0 3.3 V
アナログ基準電圧 AGND 1/2VDD V
注:電圧は全てVSSピンに対する値です。
デジタルDC特性
項 目 記号 条 件 Min. Typ. Max. 単位
VIH1 SDATA 0.7VDD
高レベル入力電圧 VIH2 SCLK,CSN 0.8VDD V
VIL1 SDATA 0.3VDD
低レベル入力電圧 VIL2 SCLK,CSN 0.2VDD V
高レベル入力電流 IIHVIH=VDD
SDATA,SCLK,CSN 10 uA
低レベル入力電流 IILVIL=0V
SDATA,SCLK,CSN ‑10 uA
高レベル出力電圧 VOHIOH=+0.2mA
SDATA VDD‑0.4 VDD V
低レベル出力電圧 VOLIOL=‑0.4mA
SDATA 0.0 0.4 V
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クロック入力特性
項 目 記号 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
クロック周波数 MCK XIN,XOUT
3.6864
3.579545 MHz
高レベル入力電圧 VMCK1IH XIN 1.5 V 注1)
低レベル入力電圧 VMCK1IL XIN 0.4 V 注1)
入力振幅 VMCK2 XIN 0.2 1.0 VPP 注2)
注1) XIN端子より直接入力時。詳細は外部接続回路推奨例7)発振回路を参照してください。
注2) DCカットを介しXIN端子より入力時。詳細は外部接続回路推奨例7)発振回路を参照してください。
消費電流
項 目 記号 条 件 Min. Typ. Max. 単位
IDD0 Mode0
OSC:OFF,音声:OFF,Sub‑Audio:OFF 0.08 0.14
IDD1 Mode1
OSC:ON,音声:OFF,Sub‑Audio:OFF 0.7 1.0
IDD2 Mode2
OSC:ON,音声:ON,Sub‑Audio:OFF 4.5 5.8
IDD3 Mode3
OSC:ON,音声:OFF,Sub‑Audio:ON 1.6 2.1
消費電流
IDD4 Mode4
OSC:ON,音声:ON,Sub‑Audio:ON 5.3 6.7
mA
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アナログ特性
特記なき場合MCK=3.6864MHz,f=1kHz,エンファシス:ON, コンパンダ:ON, 秘話回路:OFF,VR1=VR2=VR3=VR4=0dB,
HPF=LMT=1が適用されます.また外付け回路定数は, 外部接続回路推奨例P.27〜31に基づき設定しております.
dBxは動作電圧に対応するよう規格化した標記法で,0dBx=-5+20log(VDD/2)dBmで規定されます.
0dBm=0.775Vrms
1)送信音声系
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
標準入力レベル @TXINO,EXTINO‑10 dBx
TXINO→MOD‑1.5 0 +1.5 dB
絶対ゲイン EXTINO→MOD‑1.5 0 +1.5 dB
歪率
EXTINO→MOD LMT=0設定時
EXTINO=‑3dBx,30kHzLPF使用 ‑35 dB
リミットレベル
EXTINよりDC入力時,MODで測定
外付け抵抗なし(オープン)
外付け抵抗による調整範囲‑8.6 ‑7.6
‑6.6
‑6.6 dBx
コンプレッサ
リニアリティ TXINO→MOD
TXINO=‑44dBx
TXINO=‑50dBx
TXINOに‑10dBxを入力した時のMOD
でのレベルを0dBとした相対値
‑20.0
‑24.0
‑17.0
‑20.0
‑14.0
‑16.0 dB
コンプレッサ歪率 TXINO→MOD,TXINO=‑10dBx
30kHzLPF使用  ‑35 dB
ノイズレベル TXIN0→MOD,TXINIO無入力時
C‑MessageFilter使用  ‑36.5 dBm
VR1ボリューム偏差 TXINO→MOD
‑6.0〜+4.5dB,1.5dB/step ‑1.5 +1.5 dB
VR2ボリューム偏差
(VR24,23,22,21,20) TXINO→MOD
‑3.2〜+3.0dB,0.2dB/step ‑0.2 +0.2 dB
VR2ボリューム設定誤差
(VR25=0) TXINO→MOD,‑6.4dB設定時.
0dB設定時に対する相対値 ‑6.8 ‑6.4 ‑6.0 dB
2)受信音声系
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
標準入力レベル @RXINO‑10 dBx
RXINO→FILTERO‑1.5 0 +1.5 dB
絶対ゲイン RXINO→RXOUT‑1.5 0 +1.5 dB
エキスパンダ
リニアリティ RXINO→RXOUT
RXINO=‑25dBx
RXINO=‑30dBx
RXINOに‑10dBxを入力した時のRXOUT
でのレベルを0dBとした相対値
‑33.0
‑45.0
‑30.0
‑40.0
‑27.0
‑35.0 dB
エキスパンダ歪率 RXINO→RXOUT,RXINO=‑5dBx
30kHzLPF使用  ‑35 dB
ノイズレベル RXIN0→RXOUT,RXINO無入力時
C‑MessageFilter使用  ‑70 dBm
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項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
VR3ボリューム偏差 RXIN0→RXOUT
‑4.0〜+3.5dB,0.5dB/step ‑0.5 +0.5 dB
VR4ボリューム偏差 RXIN0→RXOUT
‑4.5〜+4.5dB,0.25dB/step ‑0.25 +0.25 dB
VR4ボリューム設定誤差
(VR45〜40=0,0,0,0,0,0) RXIN0→RXOUT,‑18dB設定時.
0dB設定時に対する相対値 ‑20 ‑18 ‑16 dB
3)フィルタ特性
3.1)エンファシス:0N,コンパンダ:OFF,秘話回路:OFF
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
250Hz ‑57 ‑40 dB
300Hz
2.5kHz
3.0kHz
6.0kHz
‑12.5
+6.0
+4.5
‑23
‑9.5
+9.0
+8.5
‑18
dB SPL=0
設定時
送信総合特性
TXINO→MOD
1kHzでの利得
を0dBとした
相対値 300Hz
2.5kHz
3.0kHz
6.0kHz
‑12.5
+6.0
+7.0
‑17
‑9.5
+9.0
+10.5
‑12
dB SPL=1
設定時
受信総合特性 RXINO→RXOUT
1kHzでの利得
を0dBとした
相対値
250Hz
300Hz
3.0kHz
6.0kHz
+8.5
‑11.5
‑38
‑52
‑26
+11.5
‑8.5
‑40
dB
3.2)エンファシス:0FF,コンパンダ:OFF,秘話回路:OFF 参考値)
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
250Hz ‑50 ‑38 dB
300Hz〜2.0kHz
2.5kHz
3.0kHz
6.0kHz
‑1.0
‑1.5
‑4.0
‑32
+1.0
+1.0
‑1.0
‑28
dB SPL=0
設定時
送信総合特性
TXINO→MOD
1kHzでの利得
を0dBとした
相対値 300Hz〜2.5kHz
3.0kHz
6.0kHz
‑1.0
‑1.5
‑26
+1.0
+1.0
‑22 dB SPL=1
設定時
受信総合特性 RXINO→RXOUT
1kHzでの利得
を0dBした
相対値
250Hz
300Hz
350Hz〜3.0kHz
6.0kHz
‑1.5
‑1.0
‑49
‑38
‑38
+1.0
+1.0
‑28
dB
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□ フィルタ特性
Fig.1 送信総合特性(プリエンファシス:ON)
Fig.2 送信総合特性(プリエンファシス:OFF)
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
10
20
1.E+02 1.E+03 1.E+04
FREQUENCY(Hz)
GAIN(dB)
SPL=0
SPL=1
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
10
20
1.E+02 1.E+03 1.E+04
FREQUENCY(Hz)
GAIN(dB)
SPL=0
SPL=1
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Fig.3 受信総合特性(ディエンファシス:ON)
Fig.4 受信総合特性(ディエンファシス:OFF)
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
10
20
1.E+02 1.E+03 1.E+04
FREQUENCY(Hz)
GAIN(dB)
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
10
20
1.E+02 1.E+03 1.E+04
FREQUENCY(Hz)
GAIN(dB)
ASAHI KASEI [AK2347]
MS0375-J-00 2005/01
- 13 -
4)秘話回路特性
4.1) 秘話回路:ON,エンファシス:OFF,コンパンダ:OFF,MCKSL=1,SCSL=0/1…3.388kHz
MCKSL=0,SCSL=0 …3.290kHz
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
キャリア周波数
3.388
3.290 kHz
変調出力レベル TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件1.0kHz‑10dBx
測定周波数2.388kHz(3.388kHz)
測定周波数2.290kHz(3.290kHz)
‑12 ‑10 ‑8 dBx
高域除去レベル TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件1.0kHz‑10dBx
測定周波数4.388kHz(3.388kHz)
測定周波数4.290kHz(3.290kHz)
‑50 dBx
キャリア漏洩レベル TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件無入力
測定周波数3.388kHz
測定周波数3.290kHz
‑50 dBx
原音漏洩レベル TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件1.0kHz‑10dBx
測定周波数1.0kHz ‑50 dBx
4.2) 秘話回路:ON,エンファシス:OFF,コンパンダ:OFF,MCKSL=0,SCSL=1(参考値)
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
キャリア周波数
3.390 kHz
変調出力レベル
TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件1.0kHz‑10dBx
測定周波数2.390kHz‑12 ‑10 ‑8 dBx
高域除去レベル
TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件1.0kHz‑10dBx
測定周波数4.390kHz ‑50 dBx
キャリア漏洩レベル
TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件無入力
測定周波数3.390kHz ‑50 dBx
原音漏洩レベル TXINO→MOD,RXINO→RXOUT
入力条件1.0kHz‑10dBx
測定周波数1.0kHz ‑25 dBx
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5)Sub‑Audio系
特記なき場合、MCKSL=1,SA5=1,SA4=1,SA3=0,SA2=0,SA1=0,SA0=1(fc=260.9Hz)、VR5=0dB、
250.3Hzの正弦波が適用されます。
5.1)アナログ特性
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
標準入力レベル @TSAOUT‑10 dBx
送信CTCSS信号ゲイン DINO→TSAOUT‑2 0 +2 dB
送信CTCSS信号歪率 DINO→TSAOUT
250.3Hz,Duty50%,585mVp‑p(@3V)
矩形波入力時,30kHzLPF使用 ‑37 ‑32 dB
標準入力レベル @RSAOUT‑10 dBx
受信CTCSS信号ゲイン RXINO→RSAOUT ‑2 0 +2 dB
受信CTCSS信号歪率 RXINO→RSAOUT
RXINO=‑10dBx入力時
30kHzLPF使用 ‑37 ‑32 dB
VR5ボリューム偏差 RXIN0→RSAOUT
‑6.0〜+6.0dB,0.5dB/step ‑0.5 +0.5 dB
5.2)フィルタ特性
項 目 条 件 Min. Typ. Max. 単位 備考
総合特性
fc=260.9Hz設定時
DINO→TSAOUT
100Hzでの利得
を0dBした相対値
50〜240Hz
250Hz
300Hz
‑1.0
‑1.5
+1.0
+1.0
‑38 dB
Fig.5 Sub‑Audio系周波数特性
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
10
20
1.E+01 1.E+02 1.E+03
FREQUENCY(Hz)
GAIN(dB)
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レベルダイヤグラム
1)TX系:TXRX=0の時
2)RX系:TXRX=1の時
注:dBxは、動作電圧に対応するよう規格化した標記法で、0dBx=‑5+20log(VDD/2)dBmで規定されます。
SMF Lim iter Splatter
+VR2
TXA1 VR1 Compressor Pre-emphasis TXHPF
TXA2
Scrm
/Descrm
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
TXINO
+4.
5
-6.
0
dB
0
+3.0
-9.6dB
0
Crosspoint
-10dBx
0dB
0dB -7.6dBx
EXTIN
0
-10
-44
-50
-30
-27
-16
-5.5 -5
-10 -10
-7.0
-19.2
-10dB x (Aud io )
dBx
TXIN MOD
G = 30dB
-27dBx
-30dBx
0dB 0dB
f=1kHz
SMF
ExpanderRXA1 VR3 RXLPF De-emphasis
RXHPF
Scrm
/Descrm
1
0
0
-1
0
-2
0
-2
5
-3
0
-4
0
-4
5
-5
0
-6
0
RXINO
+3.
5
-4.
0
dB
0+4.
-18.0dB
0
Crosspoint
-10d B x
-5dB
-5dB+5dB
-5
-10
-25
-30
-25
-20
-14
-6.5
-5
0
-10 -5.5
-28
0dBx (M ax.)
-10 dBx (Typ.)
dBx
RXIN RXOUT
VR4
G = 20dB 0dB
FILTERO
G = 0dB
-40dBx
-50dBx
-50
-40
f=1kHz
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デジタルACタイミング
1) シリアルインターフェースタイミング
AK2347は、CSN,SCLK,SDATAの3線同期式シリアルインターフェースにより、データの書き込みと読み出し
を行ないます。
SDATA(シリアルデータ)は、書き込み/読み出しの識別ビット(R/W)、レジスタアドレス(MSBファースト,
A3〜A0)とコントロールデータ(MSBファースト,D7〜D0)で構成されます。
書き込み(WRITE命令)
読み出し(READ命令)
R/W :レジスタへのアクセスが書き込みか、読み出しかをこのビットで識別します。
このビットがLowの場合には書き込みHighの場合には読み出しとなります。
A3〜A0: アクセスしようとしているレジスタのアドレスを表します。
D7〜D0: レジスタへの書き込み、もしくはレジスタからの読み出しデータです。
① CSN(チップセレクト)は、通常Highに設定します。
CSNをLowに設定すると、シリアルインターフェースがアクティブとなります。
② 書き込みでは、CSNがLow区間で、14個のSCLKクロックの立ち上がりに同期してSDATAから識別ビット、
アドレス、データの順に取り込みます。アドレスA0とデータD7と間は、Lowを設定願います。
読み出しでは、CSNがLow区間で、SCLKの前半5クロックの立ち上がりに同期してSDATAから識別ビット、
アドレスを取り込み、後半の9クロックの立ち下がりに同期して指定したアドレスのデータを出力します。
アドレスA0とデータD7間のデータは、不定となりますのでご注意願います。
SCLKの後半9クロックでデータ出力の区間では、SDATAへの入力はHi-Zとしてください。
③ 書き込み、読み出しの設定は、CSNのLow区間に14クロックがSCLKより入力されることを想定しています。
14クロックを上回ったり下回るクロックが入力されると、データが正しく設定されませんのでご注意願います。
CSN
SCLK
SDATA
(
In
p
ut
)
R/W
SDATA
(
Out
p
ut
)
Hi-Z
A
3
A
2
A
1
A
0D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
CSN
SCLK
SDATA
(
In
p
ut
)
R/W
SDATA
(
Out
p
ut
)
Hi-Z
A
3
A
2
A
1
A
0
D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
Hi-Z
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2)詳細タイミング
WRITE命令
READ命令
立ち上がり、立下り時間
項目 記号 条件 Min. Typ. Max. 単位
CSNsetuptime Tcss 100 ns
SDATAsetuptime Tds 100 ns
SDATAholdtime Tdh 100 ns
SCLKhightime Twh 500 ns
SCLKlowtime Twl 500 ns
CSNholdtime Tcsh 100 ns
SDATAHi‑Zsetuptime Tsd 500 ns
SCLK→SDATAdelaytime Tdd 20pF負荷 500 ns
CSN→SDATAdelaytime Tcd 20pF負荷 100 ns
SCLKrisingtime Tr 100 ns
SCLKfallingtime Tf 100 ns
注:デジタル入力のタイミングは立ち上がりの場合はVIHを、立ち下がりの場合はVILの値を基準とします。
デジタル出力のタイミングは立ち上がり時はVOHを、立ち下がり時はVOLの値を基準に測定されます。
SCLK
VIL
VIH
Tr Tf
CSN
SCLK
SDATA
(
In
p
ut
)
Tcss
Twh Twl
Tdh Tds
R/W
A
3
A
2
A
1
A
0D7D6D0 D1
SDATA
(
Out
p
ut
)
Hi-Z
Tcsh
CSN
SCLK
SDATA
(
In
p
ut
)
Tcss
Tsd Tdd
R/W
A
3
A
2
A
1
A
0
SDATA
(
Out
p
ut
)
Hi-Z
Tcsh Tcd
Hi-Z
D7 D6 D0 D1
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レジスタ機能説明
1)レジスタの構成
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 設定内容 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 0 0 0 コントロールレジスタ1 BS3 BS2 BS1 TXRX TXSW2 TXSW1 RXSW MCKSL
0 0 0 1 コントロールレジスタ2 TC EM PCONT SPL SCSL LMT HPF SASW
0 0 1 0 ボリュームレジスタ1 VR54 VR53 VR52 VR51 VR50 VR12 VR11 VR10
0 0 1 1 ボリュームレジスタ2 FILSW2 FILSW1 VR25 VR24 VR23 VR22 VR21 VR20
0 1 0 0 ボリュームレジスタ3 VR33VR32 VR31 VR30
0 1 0 1 ボリュームレジスタ4 VR45 VR44 VR43 VR42 VR41 VR40
0 1 1 0 Sub‑Audio周波数 SA5 SA4 SA3 SA2 SA1 SA0
0 1 1 1 ソフトウェアリセット・
リビジョンレジスタ RSTN REVNUM[3:0]
1 0/1 0/10/1 Reserved X X X X X X X X
注1: で示すデータにアクセスした場合、LSIの動作に影響はなく、Writeした内容がReadされます。
注2: アドレス0111を除くレジスタは、書き込みと読み出しが可能です。
注意 各アドレスのデータ設定は、以下のテーブルを参照ねがいます。なおVR33〜VR30,VR45〜VR40,SA5〜SA1の未使用データ
および Xはテスト用のレジスタですのでアクセスしないでください。誤ってアクセスした場合、LSIの動作は保証されません。
2)レジスタの説明
2.1)コントロールレジスタ1
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 0 0 0 BS3 BS2 BS1 TXRX TXSW2 TXSW1 RXSW MCKSL
パワーダウン時 0 0 0 1 1 1 1 1
2.1.1)動作モード設定
BS3 BS2 BS1 モード名 OSC,AGND系 TX,RX音声系 Sub-Audio系
0 0 0 Mode0
(パワーダウン) OFF OFF OFF
0 0 1 Mode1
(スタンバイ) ON OFF OFF
0 1 0 Mode2 ON ON OFF
0 1 1 Mode3 ON OFF ON
1 0/1 0/1 Mode4 ON ON ON
2.1.2)送受信設定 機 能
データ 設定項目 0 1
備考
TXRX送受信切替 送信系作動
注1) 受信系作動
注2) 注3)
RXSW受信音声ミュート ミュート 通常動作 注4)
MCKSLマスタクロック周波数 3.579545MHz 3.6864MHz
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2.1.3)送信パス設定
TXSW2 TXSW1 機 能 備考
1 1
ミュート (AGND→Limiter→Splatter)
0 1
音声動作 (HPF→Limiter→Splatter)
1 0
外部信号動作 (EXTIN端子→Limiter→Splatter)
0 0
音声+外部信号動作(HPF+EXTIN端子→Adder→Limiter→Splatter)
注1)TXRX=0かつRXSW=1と設定することによりTXIN端子から入力した信号をRXOUT端子に出力することが
できます。この時、秘話回路は使用禁止となりますので必ずPCONT=1に設定してください。
RXSW=0に設定するとRXOUT端子出力はミュートとなります。
注2)TXRX=1かつTXSW2/TXSW1=0/1に設定するとRXIN端子から入力した信号をMOD端子に出力すること
ができます。この時、秘話回路は使用禁止となりますので必ずPCONT=1に設定してください。
TXSW2/TXSW1=1/1に設定するとMOD端子出力はミュートとなります。
注3)15頁のレベルダイヤグラムを参考に、各回路ブロックのゲイン配分に十分ご注意ください。
注4)RXSW=0に設定してもFILTERO端子出力はミュートされません。
2.2)コントロールレジスタ2
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 0 0 1 TC EM
PCONT SPL SCSL LMT HPF SASW
パワーダウン時 1 1 1 1 0 1 1 1
機 能
データ 設定項目 0 1
備考
TCコンパンダ回路 OFF(Bypass) ON(Active)
SPL Splatter
カットオフ周波数 2.55kHz 3.0kHz
秘話キャリア周波数
MCKSL=0設定時
3.290kHz
3.390kHz
SCSL MCKSL=1設定時 3.388kHz 3.388kHz
LMT リミッタ回路 OFF(Bypass) ON(Active)
HPFTX/RXHPF回路 OFF(Bypass) ON(Active)
SASWSub‑Audio設定 DIN端子→TSAOUT端子 RXIN端子→RSAOUT端子
EM PCONT 機 能 備考
1 1 エンファシス回路:ON(Active)、秘話回路:OFF(Bypass)
0 1 エンファシス回路:OFF(Bypass)、秘話回路:OFF(Bypass)
0/1 0 エンファシス回路:OFF(Bypass)、 秘話回路:ON(Active)
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
2.3)ボリュームレジスタ1
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 0 1 0 VR54 VR53 VR52 VR51 VR50 VR12 VR11 VR10
パワーダウン時 0 1 1 0 0 1 0 0
VR54 VR53 VR52 VR51 VR50
VR5ゲイン(dB)
0 0 0 0 0
‑6.0
0 0 0 0 1
‑5.5
0 0 0 1 0
‑5.0
0 0 0 1 1
‑4.5
0 0 1 0 0
‑4.0
0 0 1 0 1
‑3.5
0 0 1 1 0
‑3.0
0 0 1 1 1
‑2.5
0 1 0 0 0
‑2.0
0 1 0 0 1
‑1.5
0 1 0 1 0
‑1.0
0 1 0 1 1
‑0.5
0 1 1 0 0
0.0
0 1 1 0 1
+0.5
0 1 1 1 0
+1.0
0 1 1 1 1
+1.5
1 0 0 0 0
+2.0
1 0 0 0 1
+2.5
1 0 0 1 0
+3.0
1 0 0 1 1
+3.5
1 0 1 0 0
+4.0
1 0 1 0 1
+4.5
1 0 1 1 0
+5.0
1 0 1 1 1
+5.5
1 1 0 0 0
+6.0
VR12 VR11 VR10
VR1ゲイン(dB)
0 0 0
‑6.0
0 0 1
‑4.5
0 1 0
‑3.0
0 1 1
‑1.5
1 0 0
0.0
1 0 1
+1.5
1 1 0
+3.0
1 1 1
+4.5
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
2.4)ボリュームレジスタ2
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 0 1 1
FILSW2 FILSW1 VR25 VR24 VR23 VR22 VR21 VR20
パワーダウン時 1 1 1 1 0 0 0 0
FILSW2 FILSW1 機 能 備考
1 1
FILTERO端子は、ミュート。
0 1
FILTERO端子には、RXLPF回路信号が出力。
0/1 0
FILTERO端子には、TX/RXHPF回路信号が出力。
VR25 VR2ゲイン(dB)
0 ‑6.4
1 0.0
VR24 VR23 VR22 VR21 VR20
VR2ゲイン(dB)
0 0000
‑3.2
0 0 0 0 1
‑3.0
0 0 0 1 0
‑2.8
0 0 0 1 1
‑2.6
0 0 1 0 0
‑2.4
0 0 1 0 1
‑2.2
0 0 1 1 0
‑2.0
0 0 1 1 1
‑1.8
0 1 0 0 0
‑1.6
0 1 0 0 1
‑1.4
0 1 0 1 0
‑1.2
0 1 0 1 1
‑1.0
0 1 1 0 0
‑0.8
0 1 1 0 1
‑0.6
0 1 1 1 0
‑0.4
0 1 1 1 1
‑0.2
1 0000 0.0
1 0001
+0.2
1 0 0 1 0
+0.4
1 0 0 1 1
+0.6
1 0 1 0 0
+0.8
1 0 1 0 1
+1.0
1 0 1 1 0
+1.2
1 0 1 1 1
+1.4
1 1 0 0 0
+1.6
1 1 0 0 1
+1.8
1 1 0 1 0
+2.0
1 1 0 1 1
+2.2
1 1 1 0 0
+2.4
1 1 1 0 1
+2.6
1 1 1 1 0
+2.8
1 1 1 1 1
+3.0
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2.5)ボリュームレジスタ3
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 1 0 0
VR33 VR32 VR31 VR30
パワーダウン時 1 0 0 0
VR33 VR32 VR31 VR30
VR3ゲイン(dB)
0 0 0 0
‑4.0
0 0 0 1
‑3.5
0 0 1 0
‑3.0
0 0 1 1
‑2.5
0 1 0 0
‑2.0
0 1 0 1
‑1.5
0 1 1 0
‑1.0
0 1 1 1
‑0.5
1 0 0 0
0.0
1 0 0 1
+0.5
1 0 1 0
+1.0
1 0 1 1
+1.5
1 1 0 0
+2.0
1 1 0 1
+2.5
1 1 1 0
+3.0
1 1 1 1
+3.5
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2.6)ボリュームレジスタ4
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 1 0 1
VR45 VR44 VR43 VR42 VR41 VR40
パワーダウン時 0 1 0 0 1 1
VR45 VR44 VR43 VR42 VR41 VR40
VR4ゲイン(dB)
0 0 0 0 0 0 ‑18.0
0 0 0 0 0 1 ‑4.50
0 0 0 0 1 0 ‑4.25
0 0 0 0 1 1 ‑4.00
0 0 0 1 0 0 ‑3.75
0 0 0 1 0 1 ‑3.50
0 0 0 1 1 0 ‑3.25
0 0 0 1 1 1 ‑3.00
0 0 1 0 0 0 ‑2.75
0 0 1 0 0 1 ‑2.50
0 0 1 0 1 0 ‑2.25
0 0 1 0 1 1 ‑2.00
0 0 1 1 0 0 ‑1.75
0 0 1 1 0 1 ‑1.50
0 0 1 1 1 0 ‑1.25
0 0 1 1 1 1 ‑1.00
0 1 0 0 0 0 ‑0.75
0 1 0 0 0 1 ‑0.50
0 1 0 0 1 0 ‑0.25
0 1 0 0 1 1 0.00
0 1 0 1 0 0 +0.25
0 1 0 1 0 1 +0.50
0 1 0 1 1 0 +0.75
0 1 0 1 1 1 +1.00
0 1 1 0 0 0 +1.25
0 1 1 0 0 1 +1.50
0 1 1 0 1 0 +1.75
0 1 1 0 1 1 +2.00
0 1 1 1 0 0 +2.25
0 1 1 1 0 1 +2.50
0 1 1 1 1 0 +2.75
0 1 1 1 1 1 +3.00
1 0 0 0 0 0 +3.25
1 0 0 0 0 1 +3.50
1 0 0 0 1 0 +3.75
1 0 0 0 1 1 +4.00
1 0 0 1 0 0 +4.25
1 0 0 1 0 1 +4.50
ASAHI KASEI [AK2347]
MS0375-J-00 2005/01
- 24 -
2.7)Sub‑AudioLPF周波数
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 1 1 0
SA5 SA4 SA3 SA2 SA1 SA0
パワーダウン時 1 1 0 0 0 1
MCKSL=0(3.579545M) MCKSL=1(3.6864MHz)
SA5 SA4 SA3 SA2 SA1 SA0
Divide
Cut‑off
Frequency
(Hz)
Target
CTCSS
(Hz)
Cut‑off
Frequency
(Hz)
Target
CTCSS
(Hz)
0 0 0 0 0 0
640 59.4 ‑ 61.1 ‑
0 0 0 0 0 1
630 60.3 ‑ 62.1 ‑
0 0 0 0 1 0
620 61.3 ‑ 63.1 ‑
0 0 0 0 1 1
610 62.3 ‑ 64.1 ‑
0 0 0 1 0 0
600 63.3 ‑ 65.2 ‑
0 0 0 1 0 1
590 64.4 ‑ 66.3 ‑
0 0 0 1 1 0
580 65.5 ‑ 67.5 ‑
0 0 0 1 1 1
570 66.7 ‑ 68.6 ‑
0 0 1 0 0 0
560 67.8 ‑ 69.9 ‑
0 0 1 0 0 1
550 69.1 ‑ 71.1 ‑
0 0 1 0 1 0
540 70.3 ‑ 72.5 67.0
0 0 1 0 1 1
530 71.7 67.0 73.8 ‑
0 0 1 1 0 0
520 73.1 ‑ 75.2 69.3
0 0 1 1 0 1
510 74.5 69.3 76.7 71.9
0 0 1 1 1 0
500 76.0 ‑ 78.3 ‑
0 0 1 1 1 1
490 77.6 71.9 79.8 74.4
0 1 0 0 0 0
480 79.2 ‑ 81.5 ‑
0 1 0 0 0 1
470 80.6 74.4 83.3 77.0
0 1 0 0 1 0
460 82.6 77.0 85.1 79.7
0 1 0 0 1 1
450 84.4 ‑ 87.0 ‑
0 1 0 1 0 0
440 86.3 79.7 89.0 82.5
0 1 0 1 0 1
430 88.4 82.5 91.0 85.4
0 1 0 1 1 0
420 90.4 ‑ 93.2 ‑
0 1 0 1 1 1
410 92.7 85.4 95.5 88.5
0 1 1 0 0 0
400 95.0 88.5 97.8 91.5
0 1 1 0 0 1
390 97.4 91.5 100.3 ‑
0 1 1 0 1 0
380 100.0 ‑ 103.0 94.8
0 1 1 0 1 1
370 102.7 94.8 105.8 97.4
0 1 1 1 0 0
360 105.6 97.4 108.7 100.0
0 1 1 1 0 1
350 108.6 100.0 111.8 103.5
0 1 1 1 1 0
340 111.8 103.5 115.1 107.2
0 1 1 1 1 1
330 115.1 107.2 118.6 110.9
ASAHI KASEI [AK2347]
MS0375-J-00 2005/01
- 25 -
MCKSL=0(3.579545M) MCKSL=1(3.6864MHz)
SA5 SA4 SA3 SA2 SA1 SA0
Divide
Cut‑off
Frequency
(Hz)
Target
CTCSS
(Hz)
Cut‑off
Frequency
(Hz)
Target
CTCSS
(Hz)
1 0 0 0 0 0
320 118.8 110.9 122.3 114.8
1 0 0 0 0 1
310 122.5 114.8 126.2 118.8
1 0 0 0 1 0
300 126.6 118.8 130.5 123.0
1 0 0 0 1 1
290 131.0 123.0 135.0 127.3
1 0 0 1 0 0
280 135.7 127.3 139.8 131.8
1 0 0 1 0 1
270 140.7 131.8 144.9 136.5
1 0 0 1 1 0
260 146.2 136.5 150.5 141.3
1 0 0 1 1 1
250 152.0 141.3 156.5 146.2
1 0 1 0 0 0
240 158.3 146.2
151.4 163.0 151.4
1 0 1 0 0 1
230 165.2 156.7 170.1 156.7
162.2
1 0 1 0 1 0
220 172.7 162.2 177.9 167.9
1 0 1 0 1 1
210 180.9 167.9
173.8186.4 173.8
1 0 1 1 0 0
200 190.0 179.9 195.6 179.9
186.2
1 0 1 1 0 1
190 200.0 186.2
192.8205.9 192.8
1 0 1 1 1 0
180 211.1 203.5 217.3 203.5
210.7
1 0 1 1 1 1
170 222.9 210.7 229.6 218.1
1 1 0 0 0 0
160 237.5 218.1
225.7244.5 225.7
233.6
1 1 0 0 0 1
150 253.2 233.6
241.8260.9 241.8
250.3
1 1 0 0 1 0
140 271.3 250.3
(254.1)279.5 (254.1)
(268.8)
1 1 0 0 1 1
130 292.4 (268.8)300.9 ‑
1 1 0 1 0 0
120 316.7 ‑ 326.0 ‑
1 1 0 1 0 1
110 345.3 ‑ 355.8 ‑
1 1 0 1 1 0
100 379.9 ‑ 391.3 ‑
1 1 0 1 1 1
90 422.2 (403.2) 434.7 (403.2)
1 1 1 0 0 0
80 475.0 ‑ 489.0 ‑
1 1 1 0 0 1
70 542.7 ‑ 559.1 ‑
注:Divide=10*[64‑(レジスタ設定値)] マスタークロックからの分周数を表す。
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- 26 -
2.8)ソフトウェアリセット・リビジョンレジスタ
アドレス データ
A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
0 1 1 1
RSTN REVNUM[3:0]
パワーダウン時 1 0 0 1 0
2.8.1)ソフトウェアリセット
D4: RSTNデータに”0”を設定することで、ソフトウェアリセットが実行されます。
この設定により、すべてのレジスタはパワーダウン時の状態になります。
このレジスタは書き込み専用で、ソフトウェアリセット完了後は”1”となります。
2.8.2)リビジョンレジスタ
D3D0のデータをアクセスすることで、AK2347の管理上のマスクリビジョン番号を読み出せます。
このレジスタは、読み出し専用で書き込むことはできません。
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- 27 -
外部接続回路推奨例
1)TXA1アンプ
送信マイクアンプとして使用できます。ゲインは30dB以下に設定してください。100kHz以上の周波数帯域
のノイズが入力される場合には、1次もしくは2次の折り返し防止フィルタを構成してください。
下図にゲイン30dB、カットオフ周波数10kHzの2次LPFの構成例を示します。
2)TXA2アンプ
トーン信号等のゲイン調整用アンプで、0dB以下に設定してください。100kHz以上のノイズに対しては、
折り返し防止フィルタを構成してください。
下図にゲイン0dB、カットオフ周波数13kHzの2次LPFの構成例を示します。
R3
C1=0.47uF
R1=R2=10k
_
+
LSI
C2 R1
TXA1
TXIN
TXINO3
4 C3
C2=33pF
C1
R2
R3=330k
C3=2200pF
AGND
2
R3
C1=0.47uF
R1=R2=R3=51k
_
+
LSI
C2 R1
TXA2
EXTIN
EXTINO6
5 C3
C2=100pF
C1
R2
C3=470pF
AGND
2
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- 28 -
3)RXA1アンプ
受信信号のゲイン調整用アンプで、20dB以下に設定してください。100kHz以上のノイズに対しては、折り返
し防止フィルタを構成してください。
下図にゲイン20dB、カットオフ周波数39kHzの2次LPFの構成例を示します。
4)DTA1アンプ
Sub-AudioProgrammableLPFへの信号のゲイン調整用アンプで、0dB以下に設定してください。
100kHz以上のノイズに対しては、折り返し防止フィルタを構成してください。
下図にゲイン0dB、カットオフ周波数7.2kHzの1次LPFの構成例を示します。
R3
C1=0.47uF
R1=10k
_
+
LSI
C2 R1
RXA1
RXIN
RXINO23
24 C3
C2=33pF
C1
R2
R2=9.1k
R3=100k
C3=560pF
AGND
2
R2
C1=0.47uF
R1=R2=100k
_
+
LSI
C2 R1
DTA1
DIN
DINO20
19
C2=220pF
C1
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- 29 -
5)電源安定化容量
電源に含まれるリップル、ノイズ等を除去するため、VDD-VSS端子間に下図の様にコンデンサを接続してく
ださい。コンデンサは両端子間の最短距離に配置すると効果的です。
6)AGND安定化容量
AGND,AGNDIN端子には、VSSとの間に0.3uF以上のコンデンサを接続しAGND信号の安定化を図るようご
推奨いたします。コンデンサはできるだけ各端子の近くに配置してください。
AGNDIN
LSI
C
AGND C
C=1uF
1
2
LSI
C2
VDD
VSS
C1
C1=22uF (Electrolytic cap)
C2=0.1uF (Ceramic cap)
VDD
VSS
16
9
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- 30 -
7)発振回路
内蔵の発振回路を使用する場合は、3.6864MHzまたは3.579545MHzの水晶振動子と抵抗とコンデンサを
Fig.6の様に接続します。内部バッファは、等価直列抵抗:150Ω(Max.)、並列容量:5pF(Max.)の等価回路
定数を示す水晶振動子が、安定に発振するよう設計しております。
また外付けコンデンサには22pFを接続し、負荷容量がトータルで16pF(5pF+22pF//22pF)以下となるようご
推奨いたします。振動子、抵抗、コンデンサはできるだけXIN,XOUT端子の近くに配置願います。
外部よりクロックを供給する場合は、その振幅レベルによりFig.7もしくはFig.8のように接続願います。
XIN端子初段の回路がスレッシュルド電圧一定(0.8V)であることから、入力クロックのHighレベルが1.5V以上
で、Lowレベルが0.4V以下の場合は、Fig.7のように接続願います。また入力クロックの振幅(p-p値)が0.2V
以上で1.0V以下の場合は、Fig.8のように接続願います。
周辺のICとクロックを共通にする場合は、XIN端子に入力、出力するよう接続願います。
またクロックの振幅は、絶対最大定格を超えないようご注意願います。
Fig. 8
LSI
XIN 0.01uF
XOUT
1M
3.6864MHz
External Clock IN
3.579545MHz
LSI
XIN 22pF
XOUT
1M
22pF
3.6864MHz
Fig. 6
3.579545MHz
LSI
XIN
XOUT
3.6864MHz
Fig. 7
External Clock IN
14
15
3.579545MHz
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8)LIMLV端子
LIMLV端子はLimiter回路のリミットレベル調整用端子で、オープン状態と下図のように抵抗を接続して
お使い頂けます。
オープン状態では、予め決められたリミットレベルが得られる回路構成となっており、そのレベルは以下の
式により表されます。 HVref = 0.256 x (VDD – AGND) [Vo-p]
VDD=3Vを例に計算すると
HVref=0.256x(3.0-1.5)=0.384Vo-pとなり、1.5±0.384VがリミットレベルのTyp値となります。
一方、抵抗を介し外部よりAGND(=1/2VDD)電圧以上のDC電圧を印可することでリミットレベルが調整でき、
そのレベルはLIMLVとAGNDとの差分となり、AGND±(LIMLV-AGND)で表されます。
VDD=3Vで計算すると
LIMLV=1.6V時 → 1.5±0.1V
1.7V時 → 1.5±0.2V
1.8V時 → 1.5±0.3V
1.9V時 → 1.5±0.4V
1.933V時 → 1.5±0.433V(Max:-6.6dBx相当)
がTyp値として算出されます。
以上に示すとおり、Limiter回路はAGNDレベルを基準に動作する回路であることから、抵抗を接続する場
合は下図のようにVDD,AGNDを抵抗分割する形で構成し、LIMLV端子にDCレベルを供給するようご推奨
いたします。またR1+R2=51kΩ程度を目標に調整願います。
LSI
LIMLV R1
VDD
VSS
R2
R1+R2
A
GND
7
2
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パッケージ
□ マーキング
[XXXYZ内容]
XXX: 製造時期 西暦年号下1桁 週番号2桁
Y: 製造ロット番号
Z: 組立地番号
□ パッケージ外形図
パッケージ材質:エポキシ樹脂
リードフレーム材質:Cu
リードフレーム処理:半田メッキ
0.65
7.9±0.2
Unit : mm
13
24
1 12
0.08
5.6
0°~10°
0.12 M
0.22
+0.10
-0.05
0.10±0.05
1.15±0.10
0.5±0.2
0.15+0.10
-0.05
7.6±0.2
AKM
AK2347
XXXYZ
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重要な注意事項
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があります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社
営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。
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対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。
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輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。
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直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極め
て高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面によ
る同意をお取り下さい。
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責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。
● お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損
害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。